面接で問われているのは、技術の知識量よりも「どう考えて判断したか」です。同じ経験でも、判断の理由まで説明できると評価が変わります。ここでは頻出質問を意図ごとに分類し、答えを組み立てる手順を示します。
「これまでの経験を教えてください」
冒頭で必ず聞かれる質問です。ここで長く話しすぎると、その後の質問の時間が減ります。2〜3分でまとめる練習をしておいてください。
構成は、全体像を1文、直近の担当を2〜3文、応募先で活かせる部分を1文。この順で話すと、聞く側が理解しやすくなります。
職務経歴書に書いた内容と矛盾しないことも重要です。事前に自分の書類を読み返してから面接に臨んでください。
技術についての質問
技術面接では、知識の量よりも判断の過程が見られます。「なぜその技術を選んだのか」「他の選択肢は検討したのか」という問いに答えられるかが分かれ目です。
わからないことは、正直に伝えて構いません。「使ったことはありませんが、◯◯と同じ考え方であれば、こう対応すると思います」のように、推論の過程を見せるほうが評価されます。
知ったかぶりは最も避けたい対応です。深掘りされて答えられないと、他の回答の信頼も下がります。

「転職理由を教えてください」
この質問の意図は、同じ理由でうちも辞めないかを確かめることです。応募先で再現しない理由であることを伝えるのが答えの軸になります。
前職の批判は避けます。「レガシーな環境で成長できない」ではなく「設計から関われる環境で経験を積みたい」のように、次に求めるものとして表現します。
答えは2〜3文で十分です。深掘りされたら具体例を足す構えでいてください。
コーディング課題への向き合い方
持ち帰り課題やライブコーディングが課される企業があります。どちらも、動くコードを書けるかだけでなく、進め方が見られています。
持ち帰り課題では、READMEに設計の意図と、時間の制約で省いた部分を書いておいてください。「テストは主要な経路のみ書きました」といった説明があると、判断力が伝わります。
ライブコーディングでは、黙って書かずに考えを声に出してください。詰まったときに質問することも、実務に近い評価対象になります。
コーディング課題は、完成度より「どう進めたか」が見られています。
答えにくい質問への対応
「希望年収はいくらですか」は、早い段階で聞かれることがあります。相場を調べたうえで、幅で答えるのが無難です。「◯◯万円から△△万円のあたりで考えていますが、役割に応じてご相談させてください」と返せます。
「他社の選考状況は」は、志望度と選考の進み具合の確認です。正直に答えて構いません。同じ方向性の企業を受けていることを示すと、一貫性が伝わります。
「いつから入社できますか」は、退職手続きの期間を踏まえて答えます。就業規則を確認していないなら、「1〜2か月を目安に考えていますが、就業規則を確認して改めてお伝えします」と返すのが誠実です。
逆質問と当日の準備
- 配属予定のチームでは、直近どんな課題に取り組んでいますか
- 機能を1つ追加するとき、着手からリリースまでの流れを教えてください
- 技術選定はどのように決まりますか。直近の事例があれば伺いたいです
- 入社後3か月で期待される状態は、どのようなものでしょうか
- エンジニアの評価は、どのような観点で行われますか
よくある質問
- 技術の質問に答えられなかったらどうしますか。
- 正直に伝えたうえで、推論の過程を見せてください。知ったかぶりは深掘りされたときに他の回答の信頼も下げます。
- ライブコーディングで気をつけることは何ですか。
- 黙って書かず、考えを声に出してください。詰まったときに質問することも、実務に近い評価対象になります。
- 希望年収を早い段階で聞かれたらどうしますか。
- 相場を調べたうえで幅で答えてください。「役割に応じてご相談させてください」と添えると、後の交渉の余地が残ります。
この記事について
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- 仕事比較ガイド編集部(yoin studio)
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- 最終更新日
- 2026年6月21日
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