エンジニアの職務経歴書の書き方

エンジニアの選考では職務経歴書が重視されます。技術面接に進めるかどうかは、ここで何を書いたかで決まります。「何を使ったか」ではなく「何を、なぜ、どう作ったか」が伝わる書き方を整理します。

技術の羅列では伝わらない

「Java、Python、AWS、Docker」と並べただけでは、どのくらい使えるのかが分かりません。読む側は、その技術で何を作ったかを知りたいと考えています。

プロジェクトごとに、使った技術と自分の担当範囲をセットで書いてください。「Python(Django)でAPIを実装。認証まわりを担当し、既存のセッション方式からJWTへ移行」といった形です。

経験年数を添えると水準が伝わりやすくなります。ただし年数だけでは実力を示せないため、必ず具体的な内容と組み合わせてください。

担当範囲を正確に書く

チーム開発では、どこまでが自分の担当だったかを明確にする必要があります。曖昧に書くと、面接で深掘りされたときに答えられません。

「設計から実装まで担当」と書くなら、その設計判断を説明できる必要があります。実装のみを担当したなら、そう書くほうが誠実です。

チーム規模と自分の役割(メンバー、リーダー、テックリードなど)も書いてください。5人チームの1人と、20人チームのリーダーでは意味が違います。

成果は数字で示せるものを探す

「パフォーマンスを改善した」より「APIのレスポンスタイムを平均800msから200msに短縮した」のほうが伝わります。

数字が出しにくい業務でも、探せば何かしらあります。デプロイ頻度、障害件数、テストカバレッジ、対応した機能の数、削減した工数など。

守秘義務で具体的な数字を出せない場合は、「約◯割の改善」といった相対的な表現に置き換えてください。

職務経歴書に書く項目

  • 職務要約(3〜5行で経験の全体像)
  • 技術スキル(言語、フレームワーク、インフラ、ツールと経験年数)
  • プロジェクトごとの詳細(期間、規模、チーム構成、担当範囲、使用技術、成果)
  • 保有資格(あれば)
  • GitHub・技術ブログ・登壇履歴などのURL(あれば)
  • 自己PR(最も伝えたい強みを1つ)

GitHubやアウトプットの扱い

公開しているコードがあれば、URLを記載してください。ただし、放置されたリポジトリや未完成のコードが並んでいると逆効果になることがあります。

見られて困るものは整理しておくか、リンクを載せないほうが無難です。

アウトプットがなくても不利にはなりません。業務で何をしてきたかを言語化できていれば十分です。

最終更新日:2026年8月14日

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