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看護師の面接でよく聞かれる質問と答え方

2026年6月22日 更新約4分で読めます全6章

写真:Pexels

面接で問われているのは、技術の高さよりも「うちで長く働けるか」です。質問の意図がわかると、答えは自然に決まります。ここでは頻出質問を意図ごとに分類し、答えを組み立てる手順を示します。

「転職理由を教えてください」

この質問の意図は、同じ理由でうちも辞めないかを確かめることです。したがって、応募先で再現しない理由であることを伝えるのが答えの軸になります。

前職の批判は避けます。「残業が多かった」ではなく「勤務時間の見通しが立つ環境で、患者さんへの関わりに時間を使いたいと考えました」のように、次に求めるものとして表現します。

答えは2〜3文で十分です。長く話すほど言い訳めいて聞こえます。簡潔に述べたあと、深掘りされたら具体例を足す構えでいてください。

「志望動機を教えてください」

志望動機で見られているのは、応募先を理解しているかどうかです。公式サイトの情報を1つでも引用できると、志望度の高さが伝わります。

構成は「応募先の特徴 → 自分の経験 → 入職後の貢献」の順です。例えば「回復期リハビリに力を入れておられる点に関心を持ちました。前職では急性期で早期離床に関わっており、その経験を退院支援に活かせると考えています」といった形です。

見学に行っている場合は、そこで見たことを入れると説得力が増します。「見学の際に、スタッフの方が申し送りで細かく情報共有されていた点が印象的でした」のような具体があると、他の応募者と差がつきます。

「志望動機を教えてください」のイメージ写真
写真:Pexels

「あなたの強みと弱みは」

強みは、看護の場面での具体例とセットで答えます。「コミュニケーションが得意です」だけでは伝わりません。「認知症のある患者さんの不安に対して、ご家族から生活歴を伺い、声かけの内容を統一したことで入眠がスムーズになりました」のような1事例があると印象に残ります。

弱みは、正直に述べたうえで対処していることを添えます。「優先順位をつけるのが苦手でしたが、始業時にその日のタスクを書き出す習慣をつけ、時間内に終えられるようになりました」といった形です。

「弱みはありません」は避けてください。自己認識の甘さと受け取られます。逆に、業務に致命的な弱み(時間が守れない、報告が苦手など)は選ばないのが無難です。

答えにくい質問への対応

「夜勤は何回まで可能ですか」は、条件のすり合わせです。無理な回数を答えて入職後に苦しむより、現実的な数字を伝えたうえで相談の余地を示すほうが結果的にうまくいきます。

「他にどこを受けていますか」は、志望度と選考状況の確認です。正直に「同じ地域の回復期病院を2件検討しています」と答えて構いません。同じ方向性であることを示すと、一貫性が伝わります。

結婚や出産の予定を問う質問は、本来は採用の判断材料にすべきではない項目です。答えたくない場合は「今のところ具体的な予定はありません」と簡潔に返して構いません。

逆質問は3つ用意する

「何か質問はありますか」は、意欲を測る場面であると同時に、こちらが職場を確かめる貴重な機会です。「特にありません」は避け、最低3つは用意しておきます。

聞くべきは、求人票からは読み取れない運用の話です。中途入職者の立ち上がり方、日勤の平均的な1日の流れ、委員会活動の時間帯など、働き方に直結する内容が向いています。

給与や休暇の質問も、聞き方を工夫すれば問題ありません。ただし1つ目に持ってくると条件面ばかり気にしている印象になるため、業務に関する質問のあとに置くのが無難です。

  • 中途で入職された方は、どのくらいの期間で夜勤に入られていますか
  • 病棟の1日の流れを、日勤のスケジュールで教えていただけますか
  • 委員会や勉強会は、勤務時間内に行われることが多いでしょうか
  • 入職までに勉強しておくとよいことがあれば教えてください

当日の準備

  • 服装はスーツが基本。医療機関では紺・グレーなど落ち着いた色が無難
  • 応募先の公式サイトを事前に読み、理念と診療の特色を1つ言えるようにする
  • 職務経歴書のコピーを持参し、直前に自分で読み返す
  • 会場には10分前に到着する(早すぎる到着は先方の負担になる)
  • 逆質問を3つメモに書いて持っていく
  • 面接後、案内された職員に挨拶をして退出する

よくある質問

面接で給与や休日について聞いてもよいですか。
問題ありません。ただし最初の質問に持ってくると条件面ばかり気にしている印象になるため、業務に関する質問のあとに置いてください。
答えられない質問をされたらどうすればよいですか。
わからないことは正直に伝えて構いません。「経験はありませんが、こう考えます」と自分の考え方を示すほうが、曖昧にごまかすより評価されます。
逆質問はいくつ用意すればよいですか。
3つが目安です。業務の進め方に関する質問を2つ、条件に関する質問を1つという配分にすると、バランスよく見えます。

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最終更新日
2026年6月22日

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