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薬剤師の履歴書・職務経歴書の書き方

2026年6月21日 更新約4分で読めます全6章

写真:Pexels

薬剤師の書類選考では、経験年数より「どんな環境で、何を扱ってきたか」が見られます。門前の診療科、処方箋枚数、在宅の経験。ここが具体的に書かれているほど、面接でも話が広がります。

履歴書の基本項目

履歴書はJIS規格に準じた様式であれば形式は問われません。手書きと印刷はどちらでも構いませんが、指定がある場合はそれに従います。

学歴は高校卒業から書き始めるのが一般的です。薬学部は正式名称で記載し、学科名まで書きます。職歴は入職と退職を年月とともに並べ、職場の正式名称を添えます。

免許・資格の欄には、薬剤師免許の取得年月を必ず記載します。認定薬剤師、研修認定薬剤師、その他の認定を持っている場合は、名称と取得年月を書いてください。

職務経歴書:環境を数字で書く

職務経歴書で効果があるのは、働いていた環境を数字で示すことです。門前の医療機関、応需する診療科、1日平均の処方箋枚数、薬剤師と事務の人数。これがあると、応募先は自社との違いを想像できます。

例えば「調剤薬局に勤務」ではなく「内科・整形外科クリニック門前の調剤薬局(1日平均70枚、薬剤師3名・事務2名)にて勤務」と書きます。同じ経験でも伝わる情報量が違います。

複数の店舗を経験している場合は、それぞれの特徴を書き分けてください。門前の診療科が違えば、扱った処方も違います。

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経験を「できること」に翻訳する

在宅医療の経験は、具体的な件数で書いてください。「在宅対応の経験あり」より「在宅訪問を月20件担当(居宅15件・施設5件)」のほうが伝わります。

無菌調剤、麻薬の取り扱い、抗がん剤の調製など、対応できる範囲が限られる業務の経験は必ず記載します。これらは即戦力として評価されやすい項目です。

管理薬剤師の経験、新人の指導、実務実習生の受け入れなども書いてください。マネジメントに関わる経験は、規模の大きい職場で評価されます。

志望動機:応募先ごとに書き分ける

志望動機で最も避けたいのは、どの職場にも当てはまる文章です。「患者さんに寄り添いたい」だけでは、その職場を選んだ理由になりません。

効くのは、応募先の特徴と自分の経験を結びつけた説明です。在宅への取り組み、応需する診療科、教育制度など、公式サイトや見学で確認できることを1つ挙げ、そこに自分の経験を重ねます。

構成は「応募先の特徴 → 自分の経験 → 入職後にどう活かすか」の3段です。3〜5行にまとめると、面接でも口頭で話しやすくなります。

志望動機は「なぜ転職するか」ではなく「なぜこの職場か」に答える欄です。

退職理由とブランクの書き方

退職理由は、履歴書では「一身上の都合により退職」で足ります。職務経歴書に補足を入れる場合は、前向きな言い換えを使ってください。

「1人薬剤師で休めなかった」は「チームで相談しながら業務を進められる環境を求めたため」に、「処方が単調だった」は「幅広い処方に対応できる環境で経験を積みたいと考えたため」に言い換えられます。事実を変えるのではなく、次に求めるものとして書くのがポイントです。

ブランクがある場合は、期間と理由を簡潔に書きます。育児や介護であればそのまま書いて問題ありません。研修を受けた、薬事情報を継続的に確認していたといった行動があれば、あわせて記載してください。

提出前の最終チェック

  • 職場名・法人名に誤字がないか(応募先の名称は特に注意)
  • 西暦と和暦が全体で統一されているか
  • 数字(処方箋枚数・人数・件数)に矛盾がないか
  • 志望動機が応募先ごとに書き分けられているか
  • 空欄になっている項目がないか
  • 患者を特定できる情報を書いていないか

よくある質問

職務経歴書には何を書けばよいですか。
門前の医療機関、応需する診療科、1日平均の処方箋枚数、薬剤師と事務の人数です。環境を数字で示すと、応募先が自社との違いを想像できます。
在宅の経験はどう書きますか。
件数で書いてください。「在宅訪問を月20件担当(居宅15件・施設5件)」のように具体的に書くと伝わります。
管理薬剤師の経験は評価されますか。
評価されます。店舗運営やスタッフの管理に関わる経験は、規模の大きい法人ほど求められています。

この記事について

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仕事比較ガイド編集部(yoin studio)
もとにした情報
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最終更新日
2026年6月21日

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