在宅業務とは何をするのか
通院が難しい患者の自宅や施設を訪問し、薬の管理、服薬状況の確認、副作用のチェック、残薬の調整などを行います。
医師や訪問看護師、ケアマネジャーと情報を共有しながら進めるため、他職種との連携が業務の中心になります。報告書の作成も必要です。
訪問には移動時間がかかります。1日に回れる件数には限りがあり、店舗の業務との兼ね合いをどう組むかが薬局ごとの課題になります。
在宅に関わる負担
訪問が日中のシフトに組み込まれるため、店舗の人員に余裕がないと調剤業務にしわ寄せが出ます。
緊急時の対応が求められることもあります。夜間や休日の連絡体制がどうなっているか、当番制なのかを確認してください。
運転が必要な場合、社用車があるか、自家用車を使うのか、手当は出るのかも確認項目です。
かかりつけ薬剤師の要件
かかりつけ薬剤師指導料を算定するには、薬剤師個人が一定の要件を満たす必要があります。実務経験の年数、同一薬局での勤務期間、認定薬剤師であること、地域活動への参加などが求められます。
要件は診療報酬改定によって見直されることがあるため、最新の内容を確認してください。
転職すると同一薬局での勤務期間がリセットされるため、算定できるまでに時間がかかります。この点は転職を考えるうえで知っておく必要があります。
キャリアへの影響
在宅の経験は、今後の転職市場で評価されやすい要素です。地域包括ケアの流れの中で、在宅対応ができる薬剤師の需要は高まっています。
認定薬剤師の資格と組み合わせると、専門性としてより明確になります。研修認定薬剤師は多くの薬局で取得が推奨されています。
一方で、在宅に時間を取られると調剤の件数をこなす経験は積みにくくなります。どちらを厚くしたいかは、自分のキャリアの方向によって決めてください。
最終更新日:2026年8月28日
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