保育士の転職時期とスケジュールの立て方

保育士の転職には、他の職種にはない年度のリズムがあります。クラス担任を年度途中で交代することへの心理的な抵抗もあり、動くタイミングが難しい職種です。ここでは年度を軸にしたスケジュールの立て方を整理します。

求人が最も増えるのは10月〜1月

多くの園は、次年度の職員体制を年内から年明けにかけて固めます。そのため4月入職の求人は10月頃から出はじめ、12月から1月にかけてピークを迎えます。

この時期は求人数が多いぶん、選択肢を比較しやすくなります。一方で応募者も増えるため、条件のよい求人は早く埋まります。

4月入職を狙う場合、逆算すると9月〜10月には情報収集を始めておきたいところです。

年度途中でも動ける

「年度途中で辞めるのは無責任」と感じて我慢する人は少なくありません。ただ、現実には産休・育休や急な退職による欠員は年間を通じて発生しており、年度途中の求人もあります。

欠員補充の求人は、園側も早く決めたいため選考が早く進む傾向があります。急ぎで環境を変えたい場合には現実的な選択肢です。

心身の不調が出ている場合、年度末まで我慢することが最善とは限りません。健康を損なってからでは、次の職場でも力を発揮できません。

在職中に進める場合の逆算

在職中に転職活動を進める場合、入職希望日から逆算してスケジュールを組みます。目安として、退職の意思表示から実際の退職まで1〜2ヶ月、応募から内定まで2〜4週間を見ておくと余裕が持てます。

4月入職なら、10月頃から情報収集、11〜12月に応募と面接、年内から1月に内定、1月中に退職の意思表示、という流れが1つの型です。

就業規則で退職の申し出時期が定められている場合があります。1ヶ月前と書かれていることが多いですが、園によっては2〜3ヶ月前としているところもあるため、先に確認しておいてください。

避けたほうがよい進め方

退職を先に決めてから探し始めると、収入が途切れた状態で活動することになります。焦りが出ると条件の確認が甘くなり、同じ失敗を繰り返しやすくなります。

また、複数の園に同時に応募することをためらう人がいますが、比較なしで1園だけを見て決めると判断の基準が持てません。並行して進めるのは一般的な進め方です。

時期ごとの求人の動き

春(4〜6月)は新年度が始まったばかりで求人は少なめですが、入職後のミスマッチによる欠員が出はじめる時期でもあります。

夏(7〜9月)は次年度に向けた準備が始まる前の端境期です。この時期に情報収集をしておくと、秋以降の動き出しがスムーズになります。

秋から冬(10〜1月)が最も求人が多い時期です。冬から春(2〜3月)は4月入職の締め切りが近づき、条件のよい求人は埋まりはじめます。

最終更新日:2026年7月24日

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