介護職の履歴書・職務経歴書の書き方

介護は人手不足の業界なので、書類で落とされることは他業種より少ないのが実情です。ただし書類の書き方は、入職後の配属や条件交渉に影響します。丁寧に書いておく価値は十分にあります。

志望動機はその施設を選んだ理由を書く

「人の役に立ちたい」「高齢者と接するのが好き」は、どの施設にも当てはまる文章です。それだけでは志望理由になりません。

施設のホームページやパンフレットで、掲げている理念やケアの方針を確認してください。「自立支援に力を入れている」「看取りまで対応している」といった特徴のうち、自分が共感した点を挙げます。

見学に行った場合は、その場で見たことを書くと具体性が出ます。「見学の際、職員の方が利用者さんの名前で呼びかけている様子が印象に残りました」といった一文が効きます。

自己PRは介助の場面で書く

介護の自己PRは、抽象的な人柄より、具体的な場面のほうが伝わります。

「食事を拒否される利用者に対して、食事の時間帯や姿勢を変えて試したところ、摂取量が増えた」といった形で、状況・工夫・結果の順に書いてください。

認知症の方への対応、看取りの経験、家族対応など、経験の幅が伝わる内容も評価されます。ただし1つのエピソードを丁寧に書くほうが印象に残ります。

退職理由の書き方

書類には事実を簡潔にとどめ、詳しい事情は面接で答える形にしてください。

「夜勤が多い」「腰を痛めた」といった理由は、「◯◯な環境で働きたい」という希望に置き換えます。たとえば「移乗機器が導入された環境で、身体への負担を抑えながら長く続けたい」となります。

短期間での離職が続いている場合は、隠すより次は長く働きたい意思を明確に書くほうが印象は良くなります。

職務経歴書に書く項目

施設の概要と自分の担当範囲を書くと、経験の幅が伝わります。

  • 施設の種別(特養・老健・有料・GH・デイ・訪問など)と定員
  • 利用者の平均要介護度(分かる範囲で)
  • 担当した業務(身体介助、生活援助、記録、レクリエーション、送迎など)
  • 夜勤の経験と月あたりの回数
  • 役職やリーダー経験の有無
  • 保有資格と取得年

書類が苦手なら添削を受ける

転職サービスの多くは書類添削に対応しています。施設ごとに何を強調すべきかを教えてもらえるため、通過率が変わります。

手書きが負担な場合、Web上で履歴書を作成できる機能を持つサービスもあります。

最終更新日:2026年8月14日

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